Surface Laptop Go 3と比較して、MacBook Air (M1, 2020)の良い点・イマイチな点を紹介

購入の検討
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Surface Laptop Go 3とMacBook Airのどちらを買えばよいか悩んでいる人に向けた情報です。

SurfaceはWindows、MacBook AirはmacOSという違いはありますが、筆者は両方とも日常的に使っているので、MacBook Airのナイス・イマイチの点を紹介します。

処理速度はMacBook Airのほうがやや上ですが、WebやOfficeアプリを使っている限りでは、両者とも不満は全くありません。

なお、Surface Laptop Go 3のナイス・イマイチな点については、以下のレビューページで記載しているので、そちらをご覧ください。

選択の大前提として、職場や学校・家庭での使用可能/不可がハッキリしている場合や、使いたいアプリがハッキリしている場合は、それらを優先すべきです。
Surface Laptop Go 3もMacBook Airも、PCゲームや動画編集が出来なくはないですが、処理速度や画面解像度の関係で、使用環境は快適ではありません。

MacBook Air (M1, 2020)のナイスな点

① デザインがカッコイイ

MacBookシリーズは、2008年のMacBookからオールアルミ製、15年以上ほとんど変わらないデザインです。

クルマでもBMWやベンツのように、ひと目見てそのメーカー、古くならないデザインは良いです。

② 画面が広くて文字の表示がキレイ

MacBook Air (M1, 2020)では、iPhoneやiPadなどと同じ高品質の「レティナディスプレイ」を使っているため、文字や写真の表示品質が高いです。

さらに、「EasyRes」などのアプリを追加すると、上記のスクショのような高解像度が表示ができて、ウインドゥを左右二つに並べて作業ができます。

③ トラックパッドが使いやすいのでマウス不要

2015年からのMacBookシリーズで搭載されている「感圧トラックパッド」は、Windowsを含めたすべてのパソコンのトラックパッド(タッチパッド)の中で、最も使いやすいです。

どこが使いやすいかというと、トラックパッドのどの部分でもクリックできる点と、誤認識がほぼないという点です。

安価なパソコンにありがちな、トラックパッドの下の方をグイッと押さないとクリックできないとか、キーボードを打っている時にカーソルが勝手に移動するといった誤認識がありません。

デフォルトでも使いやすいトラックパッドをさらに使いやすくカスタマイズできるアプリ「BetterTouchTool」は、Macユーザー定番のアプリです。

④ 丸一日8時間以上持つバッテリー

2020年のAppleシリコンMacからは、8時間ぐらいならバッテリーが持ちます。

外出先のカフェでしばらく作業をする、といった用途では、ACアダプタの必要性を感じません。

⑤ 冷却ファンが無いので静か、無くても熱くならない

iPhoneやiPadのモバイル端末で長年改良されてきたアップルの技術により、低消費電力・高速処理のチップを使っているため、サクサク動作で発熱がおさえられています。

従来はパソコンのチップは速くすればするほど発熱が大きくなって冷却ファンが必須となっていましたが、このアップルの技術はITの歴史で革命的でした。

⑥ 数日間スリープさせても、ほとんどバッテリーが減らない

Surfaceも一晩ぐらいならバッテリーの減りはほとんどありませんが、MacBook Airは2-3日スリープしてもほとんど減っていません。

⑦ スピーカーの音が意外と良い

Surfaceのナイスな点でもスピーカーの音質について書きましたが、それ以上に良い音質です。

アップルはミュージシャンで愛用者も多いこともあり、昔からスピーカーの音が良いです。

⑧ iPhoneやiPadと写真やクリップボードの共有は素晴らしい(AirDropなど)

アップルの製品、Mac・iPhone・iPadでは、ケーブルでつなぐことなく、相互にデータのやり取りがカンタンにできます。

例えば、次のようなことができます。

  • iPhoneで撮った写真をMacに転送
  • iPhoneでコピーした内容をMacでペースト
  • Macの中にあるPDFをiPhoneに転送

⑨ USB PD充電器が30Wタイプで良いのでコンパクト

上記の写真は左が30Wで右が45WのUSB PD充電器です。

このように、30Wは2回りほどコンパクトで持ち運びがラクです。

⑩ 指紋認証が速くてエラーが全く出ない

Surfaceのイマイチな点で「② 指紋認証がエラー出がち」と書きましたが、MacBookでは百発百中で成功します。

3年以上ほぼ毎日使っていますが、失敗したことはないか、忘れるぐらい少ないです。

MacBook Air (M1, 2020)のイマイチな点

3つ挙げましたが、①と②は慣れたのであまり気にならず、③は個人データはクラウドストレージ「iCloudドライブ」「OneDrive」に保存しているので、気にしていません。

④はMacがどうのこうのというよりも、アプリメーカーの対応の違いなので、該当アプリを使うつもりの人は要注意です。

① USB-Cが2つあるがUSB-Aがないのが不便

MacBook Airの本体の厚みよりもUSB-A端子の方が分厚いので、物理的に搭載できないのですが、多少本体を厚くしても反対側に1つUSB-A端子が欲しいです。

ちなみに、この2つのUSB-C端子はいずれも「USB 4データ転送速度40Gb/s・USB-PD充電OK・映像出力OK(但し映像は1出力のみ)」というかなり高品質なスペックです。

② Airと言う割には結構重い

13インチのMacBook Airで1.25〜1.3kgぐらいあります。

MacBook Airが始めて発売された2008年ではインパクトがありましたが、現在はWindowsで1kgを切る機種がザラにあるので、もう少しダイエットして欲しいところです。

③ 内蔵SSDは換装NG

現在発売されているMacBookシリーズでは、内蔵SSDやメモリは換装できません。

よって、MacBookシリーズを買うときは、「できるだけ大きい容量」を選んでおく必要があります。

また、故障した場合はSSDからデータはどうやっても取り出せないので、バックアップは必須です。

④ WindowsとMacの両用アプリでも、機能が違う場合があるので注意(Microsoft Officeなど)

私が知っている例で言うと、エクセルはWindows版で使えるVBAがMacでは使えなかったり、条件付き書式の設定方法が大きく異なっています。

個人的には、どっちでも選べる環境なら、MacBook Airを選んでほしい

理由は以下のような感じです。

  • Windowsは仕事などでいつでも使わざるを得ない状況になる
  • WindowsとMacの両方が使えるようになると、状況によって使い分けられる
  • Windowsオンリーだと飽きるので、Macで気分転換が出来る
  • iPhoneやiPadを使っている人は多いので、それらとの連携がMacだと超ラク

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